これまでに、多くの特許関連文書が世に出ています。 中でも、特許明細書はその中核をなす文書であり、公開された数も膨大であることから、その中には多くの誤記が含まれています。 そうした明細書は、主に、弁理士さんや特許翻訳者さんによって書かれたものですが、自分自身も明細書の作成にかかわる者として、そうした誤記を見るたびに、「気を付けないと...」と身の引き締まる思いです。 ここで紹介する誤記は、誰もがやりがちな間違いであり、そうした誤記があるからといって、その明細書、ひいてはその特許の本質的価値が損なわれるものと ...